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SFマガジン思い出帳 第110回

雫石 鉄也







1975年7月号 No.200

掲載作

ヴォミーサ
小松左京
火星人の道II
光瀬龍
扉のひらくとき(第1回)
眉村卓
同窓会
福島正実
怒りの谷
田中光二
味覚
星新一
美人コンサルタント
豊田有恒
聖者と宇宙船の伝説
矢野徹
歩行者ジョニー
高斎正
アマゾン・ゲーム 
山田正紀
背なで泣いている
かんべむさし
亜空間要塞の逆襲(第6回)
半村良
ドードー 続・街の博物誌パート2
河野典生
小説でてくたあ
石川喬司
ストラルドブラグ惑星
石原藤夫
謎の宇宙人UFO
横田順彌
火星の失われた都
伊藤典夫訳 レイ・ブラッドベリ
宇宙のランデブー
南山宏訳 A・C・クラーク
終章
鎌田三平訳 クリフォード・D・シマック
終わりのないゲーム
米川良夫訳 イタロ・カルヴィーノ
コーラルDの雲の彫刻師
浅倉久志訳 J・G・バラード
最後のロボット
風見潤訳 アイザック・アシモフ
愛に時間を
矢野徹訳 ロバート・A・ハインライン
エッセイ
SF周辺映画散策
筒井康隆
未踏の時代
福島正実
思考の憶え描き (第27回)
迷路計画 
真鍋博
SFスキャナー
米国有名科学小説新人作家初紹介当分翻訳見込無
伊藤典夫

宇宙英雄ローダン登場
スタジオぬえ

CONGRATULATIONS ON SF-MAGAZINE’S 200TH ISSUE


創刊以来200冊目のSFマガジンである。200号記念特別増大号と銘打っての大増ページ。456ページある。23編もの小説が掲載されている。このうち4編が連載だから19編もの読みきり短編がある。いまの塩澤編集長は、この当時の倉橋編集長の爪のアカでもせんじて飲め。
 200号ということで、次の海外作家から祝辞が寄せられている。
 ブライアン・W・オールディス、アイザック・アシモフ、J・G・バラード、レイ・ブラッドベリ、アーサー・C・クラーク、ハーラン・エリスン、フィリップ・ホセ・ファーマー、ロバート・A・ハインライン、フランク・ハーバート、ハリイ・ハリスン、フレデリック・ポール、ロバート・シルヴァーバーグ、ドナルド・A・ウォルハイム
 本来なら、掲載作をひとつづつ紹介すべきなのだが、実は、これを読んだのは5月6月の入院中で、「SFマガジン思い出帳」の原稿を書かなくちゃと思っているうちに、ばたばたしてて、このような夏も終わろうかという時期になってしまいました。
 ですから、今回は書影と内容の紹介だけにとどめます。まことに申しわけございません。次回はちゃんとしますので、どうぞご容赦ください。

(2016.8)
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