戻る

SFマガジン思い出帳 第132回

雫石 鉄也







1977年5月号 No.222

掲載作

消滅の光輪(第16回)
眉村卓
建売住宅温泉峡
かんべむさし
努力
T・L・シャーレッド 谷口高夫訳
夜のオデッセイ
ジェイムズ・イングリズ 小隅黎訳
失われた遺産
ロバート・A・ハインライン 矢野徹訳
ハミルトン追悼
ハミルトンへのレクイエム
野田昌宏
私をSFに狂わせた画描きたち
エド・カーティア(その2)
野田昌宏
星座の歳時記(第10回)
パープル・ピジョンズ計画
日下実男
日本SFこてん古典(第44回)
城昌幸の功績
横田順彌
グランドマーク(第2話)
可哀相宇宙の創造者(最終回)
スタジオぬえ
SFスキャナー
大ウェルズの末裔
安田均

 この号はとくだんの企画はない。ウリはハインラインの長編300枚一挙掲載。エドモンド・ハミルトンが亡くなった。それに関連して野田昌宏氏が追悼エッセイを発表している。
「消滅の光輪」司政官マセ先住者と対話す。先住者チュン、惑星ラクザーン消滅を予想していた。
「建売住宅温泉峡」新築分譲格安底値ローンで買った家。とんでもない家だった。その家、温泉が出るのだ。おかげで家のまわりは大さわぎ。
「努力」大量のエキストラ。壮大なセット。大スペクタクル映画。どうして撮ったんだ。
「夜のオデッセイ」エイソブASOV。恒星間自動探査機が宇宙を行く。
「失われた遺産」超心理学者、医師、女学生。この3人が超能力の研究のためお山へ。そこで不思議な集団と出会う。ハインラインの超能力もん。 

(2018.6)
inserted by FC2 system